僕のトライ&エラー

肢体不自由の児童生徒が通う特別支援学校の教員である、僕の試行錯誤の記録

小中学校スクールヘルパー研修会

今日はこの夏の一番の大仕事、小中学校スクールヘルパー研修会にて講師を務めてきました。

スクールヘルパーさんって、微妙な立場なんですよね。子どもたちの一番近くで支援しているのに、教員免許が無いとのことで、教育的指導をすることはできない、という立場ながら現場ではそうも言ってられない立場です。今回の研修の中で伝えたことは、「一人の大人として、子どもたちを良い方向に導くのは立場に関係なくしていかなくてはならない。」ということです。ヘルパーだからこそ教育にこだわらず、合理的配慮の視点でできることはたくさんあるはず、という視点で研修内容を組み立てました。

今回は対象となる方々の職種が初めてなので色々悩みましたが、なんとかやり終えました。

今回は新アイテムのVRゴーグル自閉症スペクトラム体験も取り入れました。イギリスの自閉症協会が作成した啓発動画を今回は活用させてもらいました。日本でも色々な団体がVR啓発動画を作成しているので、今後はバリエーションが増えたらいいなぁ、と思います。

今回の反省点は会場の下調べ。勝手に上履きがあると思って、雨の中、長靴で行ったら、上履きに履き替えない会場でした。なので、足下は長靴でやりました。ちょっと恥ずかしかったです。