僕のトライ&エラー

肢体不自由の児童生徒が通う特別支援学校の教員である、僕の試行錯誤の記録

てんかん発作を記録するために 1

以前にGoogle HomeAmazon Echoを使って発作を記録することに挑戦していました。

tryanderror.hatenadiary.jp


別に諦めたわけではないですよ。
しかし、スマートスピーカーを使っての記録は色々とハードルが高いことがわかってきました。思いつくハードルを書き出すと・・・。

1・設定が難しい(一応、ハードルは越えて設定できました)

2・教室で行うには、騒がしすぎる。(教室って騒がしいですよね)

3・授業や活動は教室だけで行うわけではない。(特別教室、体育館でも行います)

4・家庭や放課後等デイサービスでの記録はどうするのか?

 

軽く思いついたのだけでも4つも有り、そのうちクリアしたのは1つだけです。
それで、ちょっと他の方法を考えてみました。

記録はGoogle スプレッドシートに記録するとして、記録を音声だけでなく、Google Formというアンケート形式を取り入れることにしました。Google Formはスプレッドシートから直接作成することができます。しかも項目を自動に設定してくれるという、僕にとっては夢のような仕様でした!
ちなみに僕は表計算ソフトが全然使えません。今まであまり必要としていなかったので使わずに今まできました。なので知識も相当少ないです。

 

Google Formをスプレッドシートから作成すると、自然にタイムスタンプの列も作成してくれます。これで記録ができるようになりました!

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*試作したものを試験運用中です

この方法だと、学校でも、家庭でも、放課後等デイサービスなどの福祉機関でも、どこからでも同じスプレッドシートに記録ができます。しかも記録する項目も児童生徒に合わせて自由に作れます。
方法は簡単です。Google Formのアドレスさえ共有すれば良いのです。

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スマホでもできます。これも試験運用中です。

 

一応、オンライン上でのデータのやり取りになるので、個人情報を保護するためにもファイル名に児童生徒の本名を使わない、データの閲覧はパスワードが必要なように設定すれば、個人情報の保護ができます。

 

スマートスピーカーとの併用はまだこれからですが、できたら便利だろうなぁ。家庭での記録は音声でもうまくやれそうな気がします。教室はあきらめました。音声が混じると誤動作が多いし、意外に教室は広くて、音声がスマートスピーカーに届かないこともありました。

 

あと、どうしても分析に使用したいのが気象情報です。特に気圧。
気圧が影響ありそうな児童生徒って多いんですよね。
これが自動記録できるようにがんばっていますが、このハードルは僕にはかなりきついです。

エクセルに詳しい同僚に相談していますが、ちょっと光明が見えてきました。
また進展があれば投稿します。