僕のトライ&エラー

肢体不自由の児童生徒が通う特別支援学校の教員である、僕の試行錯誤の記録

Lumo Playを使った支援

何年も調べて、トライ&エラーを繰り返しながら使ってきたLumo Play。これを使ってやっと思い描いていた支援ができました。
まずはLumo Playについてです。人の動きをセンサーで感知して、プロジェクションマッピングの画像が動くシステムです。Team Laboとかがよく使っているものと同じようなシステムです。

www.lumoplay.com

 

今年度は博報堂財団からの助成金もあるので、機材が購入できました。機材が購入できたので本格的に取り組めるようになりました。
ただ、機材はそろっても情報が少ないのです。僕は色々な機材を購入する前や使用を始める際にネット検索して調べるのですが、Lumo Playに関しては情報が少ないのです。いや、世界的に見たら色々あるのですが、日本での情報が少ないのです。ヒットするページはほとんど海外のサイトで、日本語で読めるものはほとんどありません。僕の拙い英語力で調べていくのでとても時間もかかり、苦労しました。

 

とりあえずスパイダー(ユニバーサルフレーム)とLumo Playの組み合わせです。これがずっとやりたかったんです。

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肢体不自由の児童生徒の姿勢や動きをサポートするスパイダー(ユニバーサルフレーム)に立たせて、重力を免荷された子どもたちが、足元で動く画像に反応して遊べる、そんな設定を作り、支援をすることを目標にがんばってきました。

 

やっと夢が叶いました。

 

でも、ここで終わるのではなく、これの精度を上げること、活用を広げることを目指していきます。Lumo Playに関しても日本語の情報は少ないので、ここで発信できていけたら、と考えています。